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韓国 セウォル号沈没事件 果たして生存者は―? [最新ニュース]


16日に韓国で発生した、客船セウォル号沈没事件において25名の死亡が確認された
昨日17日救助には全くの進展が見られなかった。

韓国軍を含めた500人以上のダイバー達が
引き潮と満ち潮のタイミングを見計らって
2人1組で水中からの接近を試みたが
速い潮流と悪天候に阻まれてしまった。
水中での視界も20センチ程度さきまでしか見えないという。


韓国政府対策本部の関係者はによれば、
時間はかなり経過しても、船内に十分な空気だまりがあれば生存可能性もあるとのこと。

また、チューブを通じて空気を供給するタイプの潜水服を身にまとったダイバーが
船内に入ってそのチューブから船内に空気を送り込むという作戦案も出ているが
水中からは近づけないために未だ実現はしていない。

他関係者によると、船体をハンマーで叩くなどして船内からのなんらかの反応がないか
調べているようだが、まだ確認されていないようだ。



いったい生存者はいるのか―?



船内から送られていると見られていた、
行方不明者家族への「生きている」というSNSメッセージも
韓国警察庁サイバーテロ対応センターの調べで「全て偽のメッセージ」という結論に至った。


政府からまともな説明もないまま、
生存者がいるという明確な手掛かりが無い為に
行方不明者271人の家族たちは焦りと怒りを募らせている。




セウォル号はなぜ沈没してしまったのか?

そもそも、このセウォル号は1994~2012年の18年間あまり 鹿児島‐沖縄間で「フェリーなみのうえ」という名で運航されていたものだ。
ご存知の方も多いのではないだろうか?

韓国に売却された後、約半年間メンテナンスが施され、
2013年に韓国の仁川‐済州島の往復便に就航した。

日本製の船が20年ほど運行された後に韓国に売却される例は珍しいことではなく、
普通なら売却後も30年間ほどは使用可能であるとのこと。
日本製の船に問題があったわけではないのでそこは安心だ。



メンテナンス時に増築・改造が施され、
総トン数800t・総員120名の引き上げがされていたようで、
重量が増え、重心の位置も高くなったために
以前よりバランスを崩しやすくなっていた可能性がある。

しかし、造船大国の韓国でそのような船の瑕疵が見落とされていたというのは
考えにくいようにも思う。



また一方で、海洋水産省の調査で、客船が事故直前に直角に近い異常な角度で針路変更を
した可能性があることが分かった。

韓国では、針路変更で船内の貨物が一方に偏って、
バランスを崩したことが事故につながったと報じているようだ。








18日の本日中には船体引き揚げ用クレーンが到着する予定だ。
そのため昨日よりも救助作業になんらかの進展は期待できるであろう。

生存者がいることを祈るばかりだ。




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